フリースペースCOCOA
フリースペースCOCOA(ココア)は、2023年8月に開設。学習や工作など好きな事ができる居場所として、不登校の児童や地域の方々に空間を開放しています。
代表の上崎優子(じょうざきゆうこ)さんに設立の経緯や活動についてお話を伺いました。
子ども達の選択肢を増やしたい
私は、学生時代も含め、二十年以上、社会福祉に携わってきました。時代の変化とともに、様々なサポート体制が充実してきていると感じています。
また、前職にて、中学校特別支援学級の支援員をしていた際に、学校に行きづらい、行けない・行きたくない・行かないという思いを抱えている子ども達や多様な子ども達の学校や家庭以外の居場所が地域に少ない事が気になっていました。
もっと、地域の中で選択肢が増えたなら、子ども達がのびのびと過ごせる居場所を自分で選択できたら、今、不安を抱えている子ども達や保護者の方の笑顔がもっと増えるのではと考え、「選択肢が不足しているのなら、自分で立ち上げよう」と思い、手探りの中、たくさんの方に支えていただき、2023年8月にフリースペースCOCOAを開設いたしました。
自分で作ったハンドメイド商品を自分で販売
COCOAには、不登校支援事業として、子ども達の居場所となる「学習スペース」と「ワークスペース」。地域支援事業として、保護者の方や地域の方の居場所として「相談スペース」や「アロマスペース」があります。
「ワークスペース」では小学生から高校生までを対象に、ハンドメイドの製作や販売時に必要な商品紹介カード作成やラッピング作業など少人数で個々の得意な事を一緒に行います。作業で製作した商品は地域で開催されるマルシェ等にて販売予定です。こちらの販売活動に子ども達も参加することができ、活動を通して、社会との関り方を体験することができます。
ハンドメイドの小物たち。COCOAを利用した子ども達が自分で作品を作り販売をすることも可能です |
学校教育・家庭・地域を繋ぐ懸け橋に
COCOAが目指すのは、ただここにいるだけで誰かとつながっていると感じる。作品を作ることで達成感を感じる。互いに認め合う活動を通して、社会とのつながりを感じる。心とからだをほぐし、心身共に健康になる、そんな居場所つくりを目指しています。 また、子ども達を中心に学校教育・家庭・地域を繋ぐ架け橋となるよう地域のネットワークを広げ、困った時や、不安になった時に「COCOAに相談しよう」と思っていただけるような活動に取り組んでいます。
マンガ本やボードゲーム、 手芸用品を譲ってください
COCOAでは、子ども達が思い思いの時間を過ごせるようにアイテムを充実させたいと思っています。ご家庭で眠っているマンガ本や書籍、ボードゲームやカードゲーム、手芸道具や材料などがありましたら、是非ご提供ください。
名称 | フリースペースCOCOA(一般社団法人COCOA) |
住所 | 〒989-2434宮城県岩沼市藤浪一丁目5番36号 |
電話番号 | ☎090-4601-5701 電話受付時間 【平日 9:00~16:00】 |
ご利用可能時間 | 月・火・水・金 10時~15時 小中高生対象、好きな時間にきて好きな時間に帰れます |
申し込み・問い合わせ | DM、電話、メールから 見学・体験受付中 |
ホームページ | https://cocoaiwanuma.wixsite.com/cocoa |
@cocoa_iwanuma | |
アクセス | 国道4号を平禄寿司で曲がり、クスリのアオキを過ぎて最初の曲がり角を左折、南側に並んだ平屋の真ん中の家がCOCOAです。 |